恵那岩村の冬を過ごす工夫その①薪ストーブ設置と薪の確保

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恵那岩村の冬はとっても寒いです。ちなみに調べてみました。

11月の平均気温 平均で最高気温は15.9度 最低気温は3.3度。ならすと8.8度。

12月から3月までは零度を下回ることがあります。今日も寒いですよ。

恵那市の中でも私の住む岩村町はさらに標高が高いので、これより更に寒いかもしれません。

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寒さを利用した特産物の紹介

朝は霜がおりて真っ白になります。

岩村町のお隣の山岡町では、この寒さと寒暖の差を利用して古くから「寒天」を作っています。

寒天村パークでは細寒天を中心としたお土産がたくさんあります。干している様子を観ることもできます。

以前はこの村でも寒天を作っていたそうで土地のお婆さんたちは冬場の賃稼ぎに工場に働きにいったものだと話してくれます。

 

寒天とは天草(てんぐさ)などの海藻を凍結乾燥させたもの。山間部の温度差を利用して海藻を干しているんですね。

生前、義母は細寒天を使ってよくゼリー菓子などを作ってくれたことを思い出します。

山岡町の道の駅おばあちゃん市にいくと食堂で寒天ラーメンを食べることもできます

 

 

薪ストーブを設置する

 

さて恵那岩村にUターンしてきて、なかなか慣れないのが冬の寒さでした。

日中お日様がポカポカのときは縁側の気温が高くなるので、ひなたぼっこできますが。

曇りや雨の日は、どうにも寒くてたまりません。

 

①廃材を生かして燃料に

夫と相談して薪ストーブを入れようと思い立ちました。我が家は実は40年以上前に火事で全焼したそうです。

そのとき家の周囲の自家山林から木を切り出して「新築」したそうですが今でも家の周囲にはそのときに使った建築廃材が積んであります。

この廃材を燃料にして薪ストーブで暖をとる。なかなか良いアイデアですよね。

さて場所をどうするか。ちょうど台所の脇にコンクリートの土間があり、そこは有象無象の「倉庫」のようになっていました。

義父たちが、家を新築した際にこの土間を「風呂の焚口」にして家の中に「風呂場」を作る予定だったようですが。

予算の関係からか、風呂場は以前からあった「離れ」をそのまま使っていたようです。せっせとかたずけて薪ストーブスペースが完成。

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②薪ストーブの本体と部品の購入

夫は近くのホームセンターで薪ストーブの「本体」を購入し、煙突材料も購入し部品はインタ―ネットで取り寄せました。

家の壁に煙突用の穴をあけて細工して薪ストーブの完成。なんて器用なんでしょう。

結局、自前で薪ストーブコーナーができあがりました。器用な夫にあらためて拍手です。

 

 

➂薪づくり

さて次は、薪づくりです。薪ストーブに入るぐらいの大きさに建築廃材をチェンソーでカットしていきます。

これも夫婦で力を合わせる作業になりました。。一冬分の薪となると結構な量になります。

廃材がおいてあった場所がすっきりしてきました。40年ぶりにこの廃材さんたちは「活用」され生きた資源になったのですね。

めでたしめでたし。

さてさて薪ストーブに点火。温度を調節できるのでなるべく200度ぐらいをキープします。

私も点火のやり方や薪のくべ方を夫に聞きながら次第に慣れてきました。ああ。ほんとに暖かい。

石油ストーブとは違って、火を消してもほんのり温かさが残ります。ストーブの上で煮炊きもできます。

 

 

 

 

山里の暮らしに欠かせませんね。もうかれこれ二年、この薪ストーブにお世話になっています。

薪ストーブを入れたよと話すと、夫の知人が「薪」用にと使わなくなった廃材をカンパしてくれたり有難いです。

今年の冬は、薪ストーブの出番は11月下旬に入ってから。今は夫婦、力をあわせてせっせと薪づくりです。

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還暦すぎの私のハッピースローライフ

はじめまして。ハッピースローライフナビゲーターchieです。2015年7月に東京府中市から夫の実家のある恵那市岩村町に夫婦でUターンしてきました。

二人の子供たちは成人し還暦を過ぎた私たちは自然豊かな田舎暮らしを体験中です。

ここで体験し培った田舎暮らしの知恵や喜び、出会った人々を紹介していきます。

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