先日、恵那岩村城下町へ行ってきました。目的は心の書画家の伊藤一樹さんのアトリエ兼ギャラリーに伺うため。ご夫婦でいらっしゃいました。
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木の香笛を手に入れました
実は伊藤さんのアトリエ兼ギャラリー「約束の樹」に律くんを呼ぶ笛が入荷したと聞いたからです。ありました。これです木の香笛。
さっそく購入しました。一ケ1080円です。(材質は楠です)手彫りと書いてあります。
残念ながら現在は販売していないそうです。(2019年6月伊藤一樹さんより)
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律くんを呼ぶ笛
2018年4月から放送がはじまったNHK連続テレビドラマ「半分青い」の主人公楡野鈴愛(永野芽郁)が幼馴染の萩尾律(佐藤健)を呼ぶときの笛のこと。
鈴愛(すずめ)が、律を
り~~~~つ~~~~~~~と呼ぶときにこの笛を三回吹きます。
この笛を吹けば必ず「助けにやってくる」「飛んできてくれる」劇中ではこの笛が主人公と律の心の絆のように設定されています。
子供時代も。少女になってからも。上京してからも。律と鈴愛(すずめ)をつなぐ役割をしていました。
手塚治虫の漫画「マグマ大使」の主人公マモル少年がマグマ大使を呼ぶときに笛を三回吹いたことを真似ています。私の子供時代がまさにマグマ大使を観ていた世代です。学校にあった笛とか指笛でマグマ大使ごっこやっていました。さっそく外に出て吹いてみました。
木の香笛を吹いてみました
本当は三回吹くのですけどね。強く吹くと結構遠くまで響きます。家の中とか住宅密集地の周囲ならすこし弱めに吹くほうが良いかもしれません。笛を吹いてしばらくすると遠くで鳥の鳴き声がして応えてくれたかのようでした。
木の香笛の作者は?どこで手に入るのか
ドラマで使われたこの笛は一体どこで手に入るのでしょう。作者は富山県南砺市の谷口信夫工房
こちらがウェブサイト なかなか素敵な木工彫刻がずらり。
ネット販売があるかなと探してみたら。ウェブサイトにこの様に書かれていました。
NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロイン愛用品として使われている木彫笛は、NHKさんよりご依頼を受けて谷口信夫工房にて制作担当させて頂きました。
ギャラリーには伊藤一樹さんの作品と並んで木の香笛のコーナーがありました。
現在購入できるのは井波彫刻総合会館あるいは恵那岩村城下町の伊藤一樹さんのギャラリー。伊藤さんは郵送での販売は遠慮させていただき、店舗にみえた方に限り販売しますとおっしゃっています。どうしても手に入れたい方は、是非とも観光かねて岩村城下町にお越しになることをお勧めします。
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もうひとつの木の笛を発見
さて岩村城下町にある「えなてらす岩村店」で素敵な「木の笛」を見つけました。材質は岩村の桜の木を使っているそうです。
さっそくこちらも購入。700円でした。
制作は岩村城下町の京屋家具店さん。「ふくろう商店街」横と書かれてありますが、これは「半分青い」のドラマの舞台となった西町商店街のことです。京屋家具店さんのウェブサイトはこちら。
二つの木の笛を比べてみました。
写真上が「律を呼ぶ笛」(ドラマの中のスズメが使った笛・木の香笛) 写真下は岩村の桜を使用した木の笛、京屋家具店オリジナル。
「律を呼ぶ笛(木の香笛)」はやや小ぶりです。手の中にすっぽり入るサイズ。鈴がついています。紐は携帯ストラップぐらいの長さ。
一方、木の笛は長さも厚みもあります。紐は首から下げられる長さです。防犯用に良いかもしれませんね。
木の笛を吹いてみました
笛と一緒に入っている商品説明書には「手作りなので音にばらつきがあります」と断ってありました。私が求めたものはこんな音色。
吹き方にもよるけれど、少しトーンが低くてかすれ気味だったかな。
小学校のときの「笛」に比べると木の柔らかさが音をつくっているように感じました。どちらも手作りの味わいがありました。
子供の頃、笛を吹いたらマグマ大使がきてくれたらいいなあと真剣に思っていました。大人になった今、呼べば聞いてくれ、静かに寄り添ってくれるのは私の心の奥深くにいる存在だと思えるようになりました。
木の笛はどこで手に入るか
京屋家具店オリジナルの「木の笛」はネット販売はなさそうです。よって「えなてらす」あるいは直接、京屋家具店で直接購入することになりますね。
今後、ワークショップでの販売も検討されているようです。自分で「律を呼ぶ笛を作ってみる」それはきっと楽しいに違いないですね。紐をどれにしようか選んだり、彫刻したり、鈴をつけてみたり。ワークショップ情報が入りましたら。こちらにお知らせします。最後までお読みいただき有難うございます。
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