
ふとカレンダーを見ると、11月22日。ぞろ目がならぶ今日は良い夫婦の日。
私たち夫婦は学生時代に出会い卒業して一緒に暮らしはじめて早や40年になります。
もちろんその間には山あり谷ありですが。こうして「よい夫婦になってきたよね」と認め合うようになってきました。
お陰様で二人の子供も成人し家族を持ち社会人としても活躍しています。
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醸しだされる優しい関係のコツ
発酵の喩で言えば「醸し醸されて」程よく発酵した優しい関係になったという事でしょうか。
(醸す=かもす。麹を発酵させて酒醤油を作るなど)
友人からは「発酵と腐敗は科学的には同じものですが、芳しく人に優しいのが発酵。
長年 瓶の栓をしていると飛び散ってしまう可能性が高いのにその辺も上手くお二人でうまく発酵し続けたんですね。
これからももっと発酵し続けてどこまで美味しい夫婦になるんでしょうね。」のお言葉をいただいた。
①心に栓をしない
そう。「瓶の栓」というたとえが、とても言いえて妙だと思います。
夫婦の秘訣は、もしかしたらお互いに心に栓をしないということかもしれません。
心に蓋をすることは自分を抑圧するということですね。
夫婦はときにお互いの心を映し出す鏡とも言われます。自分が無意識に抑圧しているもの。
自分でも気づかない潜在意識下に蓋されたことが、相手に「投影」「写しだされる」とき。
このときが、もしかしたらある意味、うまく発酵させるチャンスかもしれません。
②自分の心に寄り添ってあげる
もちろん。爆発させたっていい。したっていい。栓が飛び散ってもいい。その自分を責めることもいりませんね。
相手を思い通りにしようとせず、「ただ爆発したいんだ」と自分の感情や心に蓋をしないで寄り添ってあげることがうまく発酵させていくコツだと思います。自分に正直になることを赦していけば、蓋をすることも減ってきます。
私たち夫婦は「人間、一度は結婚してみるのも悪くない」「一人で生きることでは得られない体験を味わうことができる」
そんな自分たちの経験、体験から5年ほど前から「結婚相談所」をはじめました。大きな連盟の加盟店としてですが。
結婚についての意識の変化
今までに、ご成婚された方から、「子供が生まれました」などの写真入りの年賀状をいただくことがあります。
そんな時は、この仕事をして本当に良かったなと想います。
「婚活」という言葉が流行っている昨今ですが。結婚に関する世代の意識もだいぶ変化しているように思います。
「結婚、出産、家庭を持つことが当たり前」とされた時代から、「女性の社会進出」がもてはやされる時代へ。
バブル崩壊以降、社会的にも雇用形態が「派遣労働」に依存していくなかで、男性の低賃金化が進みました。
「結婚したいけれど給料が低い。家族を養えない」
そんな社会的な風潮のなかで結婚が棚上げになっている世相を感じます。
①新しい形での仲介者=結婚相談所の必要性
古い時代は、会社にも町にも、「良い意味でのお節介」な人々が「人と人」をつなぐ役割を果たしていました。
時代も変わり「お見合い」から「恋愛結婚」が良しとされる時代へ。
また一方、結婚しようが一人で生きようが幸せの数はそれぞれ。
そんな多様性時代の中で未婚層が増えていきました。
それでも30代の半ばをすぎ、真剣に自分の残りの人生をどのように創造するのか。
向き合いはじめる人々もいらっしゃいます。
そんな思いをもつ方々のサポーターとして新しい形での結婚相談所が必要とされていると感じます。
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②婚活は新しい自分に出会う冒険の旅
「一人で残りの人生を生きるのは寂しい」「経済的に二人でいるほうが良い」「親を安心させたい」
今の自分にとっての必要性や欠乏を埋めるためという理由よりも。
「違っていてあたりまえ。一緒に暮らして発酵しあうってどんな感じだろう」「楽しそうだな」
今まで知らなかった新しい自分自身に出会うかも。。。そんな風に結婚を捉えてみるのも良いかもしれません。
結婚は失敗も成功もない体験の連続
なぜなら「失敗」「成功」という言葉は結婚には無いからです。
「失敗」を恐れる必要もありません。
結婚は永遠に体験の連続です。別れることも一つの体験です。
それでも相手を通して自分の気持ちに気づいてその自分もOKと受容できたら。
上手く美味しく発酵するぷくぷくの笑顔に会えたらいいですね。
「結婚」とは、もしかしたら究極の自分自身との結婚でもあるかもしれません。
勇気をもって扉をひらく。新しい自分に出会う。そんなお手伝いができるなら。
結婚相談所オープンハートを覗いてみてください。
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