縁あって瑞浪市大湫の高台にあるカフェー清涯荘さんでクリスタルボウルを演奏させていただきました。
この日は店主とその家族や友人などごく親しい方の親睦の会でした。夕暮れの天空のカフェのデッキから差し込む夕日。
次第に夜の蒼が濃くなっていく移り変わりを眺めながら、皆さんにクリスタルボウルの倍音に浸っていただきました。
少しだけ映像でご紹介します。
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昨年五月にオープンした「天空のカフェー清涯荘」 ウッドテラスからの眺めはまさに絶景です。
その景観とベジランチが好評で、土日は予約なしでは満席となるほど盛況だそうです。
クリスタルボウルの聞き方
この日は集まった皆さんは椅子に腰かけて聞いていただきました。
でも本当はクリスタルボウルは、床に寝そべっていただきリラックスして目を閉じてきいていただくのが一番なのです。
もちろんこの場所では、テーブルの上にクリスタルボウルを並べて演奏しましたが、奏者も同じ床の上に楽器をならべて
胡坐座で奏でるほうが、床を通してクリスタルボウルの振動が身体に響いていくのでとても心地よいのです。
クリスタルボウルには、FとかGなどのコードがありますが、その音域は+15~30などでとても幅があるのです。
その日の気温や湿度、集まった人たちのエネルギー、建物の構造などによって微妙に音が変化していきます。
また外で演奏するときは、鳥のさえずりや、風の音、虫の鳴き声もバイブレーションとして演奏のなかに挿入されていきます。
クリスタルボウルのAやFの音を一度に叩いたときに、音の振動がさらにシンクロしあい、別の音が生じる。これが倍音なのです。
私は四つしかクリスタルボウルを持っていませんが、この四つがさらに倍音になっていくのですね。
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すべてが一体となって繰り広げられる演奏
そんなわけで、クリスタルボウルには、「コード進行」「楽譜」というものがありません。
奏者の直感で、叩いたりこすったりしていきます。
その日の参加者の心の状態も一緒になって一つの音の空間が作られていきます。
そのような意味では一期一会の演奏になるのでしょうね。
また今までも感想をきくと、途中から意識がふわっと広がって、宇宙空間を漂っているようだとか
クリスタルボウルの音以外に不思議な音が聞こえてとても心地が良いという感想を聞きます。
前日から頭痛が続いていたのだけれど、演奏を聞き終わったら消えていた。不思議ですという方もいらっしゃいました。
人間の身体は60~70%が水分でできているといわれます。
クリスタルボウルの優しい振動は、さらに聞いている人々に働きかけて、
そっと調えたり、滞りを解放しながら、心地よく癒してくれるのだろうと思います。
一月後半から二月にかけて清涯荘さんは冬季休業になるそうです。
店主が、このクリスタルボウルにとても注目してくださり、休業の間にこの場所で
クリスタルボウルを使って、身体と心が癒されるようなイベントをしたいですねと
おっしゃってくださいました。そのときまで研鑽をつんでいきたいなと思います。
夕暮れの映りゆくさまは素晴らしく、
さらに日没後も遠くは恵那や中津川の町の街の明かりがキラキラしていました。
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